とある、SEO専門会社がA社に提案したプレゼン資料
~2010年頃までに、いわゆるSEO専門業者が行ってきた裏技的な手法には下記があるが
- 対象サイトとは別にスパイダー専用の(だまし)ページを作るクローキング
- スパイダーに読ませる目的で白い背景に白文字でキーワードを埋め込む
- CSSの文字位置指定で見えない場所にキーワードを埋め込む
- リダイレクト、ドアウェイ/機械的にページを量産、文字数かせぎ
- リンクファーム
これらはgoogleエンジンの高性能化により、どんどん見破られるようになり、逆にペナルティの対象にされていきました。
では、今、SEO専門会社はどのような手法を提案してくるのでしょうか、実際に見てみましょう
現在稼働中のホームページを分析してSEO上問題点を指摘します。
提案改善後の想定検索数が提示されています。提案書ですから、少なく見積もっていることはないでしょうが、少ない。このキーワードは「名入れ」+「菓子」の複合語ですが、いろんな組み合わせでgoogleトレンドで調べても表示されません。
提案自体は、あまりに当たり前すぎる提案です。さすが以前のような<高度な>裏技は無いです。
こういう単価の安い商品で、一般の人にそれと認識されているキーワードがはっきりしない商品はSEO会社には向かないのです。短期的に際立った費用対効果が出にくいからです。
ではどうすればいいのかと言うと
- 「名入れ」、「菓子」メインのミドルキーワードとは別に、過去の売上げを分析して「紅白饅頭」「退官記念祝賀会手土産」「結婚式披露宴引き出物」など、購入者側のシーンを想定して記事を作り、ページタイトルにする。「名入れ」、「菓子」はh1とかタグにキーワードとして入れる。ロングテールをしっかり狙う。
- こういう記事を50ページくらい投稿した頃からドメインパワーがついてきて、各ページタイトルで<もともとマイナーキーワードだから>上位を確保できるようになる。
- ドメインサーバー解析ツールでいつ、誰が、どのデバイスから、どのキーワードで入ってきたか、常時しっかりモニターして、投稿にフィードバックする
しかし、こういうかゆいところに手が届く対応をSEO会社がやってくれるかどうかは疑問です。自社で文章力のある社員に1日1時間与えて書いてもらうのが一番だと思います。
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